2013年11月15日(金)高井戸第二小学校で、我がゼミの先生・大木聖子さんが授業をなさるということで、小学生への防災教育を手掛けたいと考えていた新4年の立道勲と飯沼貴朗は神の授業とはどのようなものかを見ようとかけつけました。
ゼミの先生(以下、大木さん)は非常にOPENな方です。なので防災教育をしたいと僕らが思ったら、「見に来ていいよ」と大木さんはおっしゃいました。我々研究する身としてはありがたき幸せです。
※大木さんの授業(イメージ)
そんな大木さんの授業を見て、発見したことが2点あります。
1点目は、授業内容のレベルが高いモノだということです。大学の授業で行ってもおかしくない内容でした。今回の授業は学校周辺の地図を用意し、自分が普段登校する道の写真を取って、どこがどのくらい危ないかを考えるという内容でした。児童たちはここで、リスクの比較と発見力、判断力を学ぶことができます。この授業をきっかけに、学校の周辺だけでなく、旅先であっても地震の際に取るべき行動を児童は考えることができるようになるのだろうと思いました。
※2週間後に行われた完成した地図の発表会(発表の仕方も工夫してくれました。)
2点目は、小学生の授業を受ける積極的な態度に見習うべき点が多いということです。小学生は「こんなこと言ったらだめなのかな?」という気持ちが一切なく発言してきます。純粋な心から出てくる疑問なので、一般人の本音を聞くことができます。また、積極的な発言が周りを巻き込んでいく様子を目の当たりにして、見ている側の私たちも大変勉強になりました。
私たち2人も、大木さんの授業の良い点を盗みつつ、災害での犠牲者0を目指して授業を行おうと思います。必ずや達成してみせます。
このように、主体的に動けばどこまでも学ぶことができる環境が大木研究会にはあります。まさにSFCって感じがしますね。