ORF2015に出展しました。
- 沖野のぞみ, 山崎理沙
- 2015年11月21日
- 読了時間: 3分
11月20日~21日、東京ミッドタウンで開催された、「Open Research Forum2015 次世紀の芽」に出展しました。昨年に続き2回目の出展となる今回のORF、大木研究会の出展テーマは「SFCの防災力」です。

今年の展示のポスターでは、もしもSFCにいるときに大地震が起こったら、というシチュエーションでの行動について、学生576人・教員60人・職員76人にアンケートを取り、その結果をもととしてSFCの防災力の理想と現実についてまとめました。
例えば、「震度6強の地震が発生し、揺れが収まった後どこに行くか」という質問に対し、正解の「教室にとどまる」を回答した学生はわずか14%でした。こうした結果と共に、正しい行動や対策を、ブースに来てくださった方ひとりひとりに丁寧に説明しました。小学校で習ったことと全く違うといったこともあり、来場者にとって目から鱗の情報も多くあったようです。
また、昨年のORFでは、大切な人にプレゼントする防災マニュアルとして、①1人暮らし用②離れて暮らす家族用③同居している家族用④女性用⑤男性用の5種類の防災マニュアルを作成しました。紙質・デザイン等こだわり抜いて作られたマニュアルでしたが、業者に頼むことができなかったため、手作り感のあるマニュアル…。(笑)ORF当日まで作業を続けるという怒涛のマニュアル作りでした。
今年はパワーアップして、学生・教員・職員へのアンケートと学事の防災担当の方へのヒアリングをもとに「SFC防災マニュアル」を作成。SFCで地震が起きたときにSFC生に自分で自分の命を守ってほしい、そしてそんなときのために今から防災について考えてもらいたいという想いで作りました。また常にこのマニュアルを持ち歩いてほしいという想いから、コンパクトな10cm×10cmの正方形のサイズで作られています。
こちらが実物です。

↑大木研作成SFC防災マニュアル(表)

↑大木研作成SFC防災マニュアル(裏)
内容は地震発生直後の初期行動、揺れが収まった後の行動、持ち歩く防災、備蓄のすすめ、SFC周辺マップ、緊急連絡先の6つです。カラフルなイラストを用いながら、学生でも最後まで読めるようなデザインを心がけました。
ORF当日にはSFC生からも「可愛い」「わかりやすい」等の言葉をいただくことができ、約500部のマニュアルを配ることができました。
このSFC防災マニュアルはこれから改善を重ね、より良いものにしていきたいと思っていますので、SFC生の皆さんは楽しみにしていてください!
【終わりに】
ORF後には振り返りとして、研究会の時間に反省点や良かった点などを共有しました。大木研究会がORFに参加するのは今年で二回目となりましたが、毎年レベルアップしていけるように、こういった振り返りも下へと繋げていきたいと思います。
最後は大木研得意のだんごむしポーズ集合写真!SFC生のみなさん、ORFお疲れさまでした!




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