こんにちは!パリークです。 この度、2019/8/11-8/24まで参加させていただいていた、「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修短期プログラム」についてご報告します!
「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修短期プログラム」は、1971年に発足した両国政府による研修生・留学生の交流プログラムであった「日墨交流計画」を基に両国の戦略的グローバル・パートナーシップをより一層強化する観点からコース内容の変更を行ったもので、歴史のあるプログラムです。2019年7月までに47回実施され,これまでの研修実績は,双方合計で4,800名を超えるそうです。
短期研修では主に、政府・公的機関、研究機関等において、専門分野にかかる講義の受講、関係施設の視察等を行います。
今回のプログラムでは、新たに「メキシコの防災戦略コース」が加わり、防災コースの1期生として研修に参加させていただきました。
2週間の研修では、メキシコシティ防災局にて、メキシコシティが行なっている防災に関する様々な取り組み(市民へのリスク・コミュニケーション、法政策、都市のレジリエンス、心のケア等)について学びました。日本とメキシコの防災に関する違いを学ぶこと以上に、改めて”防災”という分野の多面性や、他分野との連携の難しさ、日墨共通して取り組むべき課題の存在、そして、かけがえのない命と真摯に向き合う姿勢は通底するということに気づかされました。この研修を受けたことをきっかけに、日墨で(特に防災について)もっと連携していくことでお互いに学び合い、共に”災害のない未来”へ歩んでいけたらいいなと思います。