ダンス教材
【 ダンスで学ぶ「命を守る3つのポーズ」】
「命を守る3つのポーズ」を習得するためのダンス教材をご紹介します。この教材は、幼児や小学校低学年を対象としています。地震発生時に取るべき防災行動を、オリジナルミュージックとダンスを通じて楽しく学ぶことができます。
ダンゴムシのポーズ(地震:机がない時)
大きな危険にお尻を向け、ひじとひざ、足の甲を床につけます。手で水をすくう形にして、頭を守ります。
当然のことながら、耐震性のある建物内にいること、および、背の高い棚や重いものが上から落ちてこない環境にあることを前提としています。
サルのポーズ(地震:机がある時)
机にもぐって頭を守り、両ひざを床につけ、机の脚の上の方を持ちます。脚が4本あれば、斜めに持ちます。机が大きくて腕が届かない場合は、机の脚のひとつを両手でしっかり持ちましょう。
アライグマのポーズ(火事の時)
姿勢を低くして、ハンカチもしくは服で、口と鼻をおさえます。
「さるさるサンバ」
反射的に適切なポーズを選択する訓練を通し、防災行動を体で覚えるダンスです。曲の合間に、3つのポーズを指示する掛け声が流れます。そこで指定されたポーズを取れば正解、という風に、ゲーム感覚で楽しむことができます。同じ動きを繰り返すため、振り付けはとても簡単です。
「あるこう」
メロディーが停止して木琴音になるところで言われたポーズを取ります。机や椅子をまばらに配置して、そのまわりをみんなで行進し、木琴音のところで正しいポーズを取る(机や椅子が近くにあればサルのポーズ、何もなければだんごむしのポーズ)という椅子とりゲームのような応用版にもアレンジできます。
「じしんダンゴムシ体操」
地震が発生し、机が近くにない時にとる「だんごむしのポーズ」をテーマにしたダンスです。「慌てない」「騒がない」「物が落ちてこない、倒れてこない場所を見つける」など、ポーズを取る前の確認事項も歌われているため、ダンスを通じて、地震発生時に取るべき行動の流れを習得することができます。