9月12日に神戸市にある「人と防災未来センター」へいってきました。
阪神・淡路大震災での被害を記録し、その経験を今後の防災へと活かすための数々の展示を見学してきました。
地震直後の神戸のまちを再現したジオラマエリアと、当時の物品を展示した震災の記憶フロアでは、地震被害の凄まじさを感じました。
展示品を目の当たりにして、震災資料や記録ビデオなどで知った気になっていた”阪神・淡路大震災”のイメージは大きく覆され、震災から20年が経ってもなお恐怖を感じるものでした。
防災・減災体験フロアゾーンでは、普段私たちの行っている研究にも関連している展示が多く、地震が起こるメカニズムや震源の深さ、マグニチュードの規模による揺れ方の違いなどは、機械や模型を用いて誰にでもわかりやすく工夫して説明されていました。
震災資料コーナーでは、大木研メンバーのそれぞれが研究テーマや興味に応じて資料を手に取り、読みふける一幕もありました。
震災の教訓を次の防災へ活かすことや、風化させないことは、そう簡単なことではありませんが、今回の訪問を通じて、防災を伝え、考え、行動していくことの重要性を再認識しました。