荒川区立第四中学校
- 田中ひかり,竹田大地
- 2018年12月14日
- 読了時間: 3分
こんにちは!今回、私達は荒川区立第四中学校の授業を見学してきました。町屋駅から5分程歩いた場所にあり、部活動の1つに「防災部」がある中学校です。防災が部活動になっているのは珍しいなと思います。
今回見学させていただいた授業は、防災安全をテーマにした道徳でした。最初に、阪神・淡路大震災の写真を見ていろいろ考える。次に、資料を読んでロールプレイを行う。最後に、資料を読んで考えるというのが授業の大まかな流れでした。
阪神・淡路大震災の写真を見せることにより、災害についての理解を深め、今後同様の地震を自分達が経験するかもしれないと気付かせ、その際、どう行動するかを考えさせるというのが意図のようです。
資料を読んでからのロールプレイでは、大地震を経験した人が書いた文章の中のセリフの一部に空欄を設け、その前後を読んでそのセリフを考えるということが行われました。空欄となっていたセリフは、地震から3週間後に区役所に行くと、ボランティアの方がお弁当を配っていたが、その配布が遅れてしまい、ボランティアの方へ言われた文句でした。この文句を生徒に考えさせ、2人1組で弁当を渡す人と受け取る人をロールプレイさせることにより、文句を言った側、言われた側の気持ちを考え、どのようなセリフが良かったのか考えさせるというものでした。
その後、資料の続きを読むと、ボランティアの方へ文句を言う人に腹を立てていた筆者の心境が変化していったことが書かれ、文章は終わっています。最後まで読んだ後、文章の主題に迫る中心発問を行い、生徒に考えさせていました。ともに支え合うことの大切さを自覚し、社会への奉仕を進んで実践しようとする道徳的実践意欲を高めるのが狙いだったようです。
防災という分野へのアプローチの仕方は多様なため、実際の授業を見学すると私達も学ばせていただくことが多いです。見学させていただけて良かったです。(竹田)
1月に行った際に掲げられていた防災標語を見て嬉しそうなKさん。

【感想】
自分が中学生だったときに防災というものが授業で取り扱われた記憶がないため、今回の授業見学は新鮮でした。阪神・淡路大震災の写真を見る機会はありましたが、そこから自分達が被災したらどうするかまでは考える機会がありませんでした。中学生・高校生のうちは、知った後に考えるというところまで、教師の方に誘導してもらうというのは大事なのかなと思いました。次に、ロールプレイですが、これもまた、自分が中学生のときに行った記憶がないです。大木研に入った後に体験しましたが、ロールプレイというのはしっかりとやると、想像以上にその演じている役の気持ちがわかるものなので、他者の気持ちを理解するにはかなり効果的だなと思います。中学生からそんな経験ができるなんて羨ましいです。(竹田)
ロールプレイによって生徒たちがどう感じたのか、興味深く見学させていただきました。確かに、避難所という非日常に3週間もいれば、ナーバスにもなるでしょうし、お弁当の列で待たされることにもイライラしてしまうでしょう。一方で、ボランティアの方に文句を言うなんて・・・と感じる人もいる。そんな中で、結果的に筆者の心境は変化していくという、私にとっても複雑な人間の心理、道徳を、中学校で扱っていることに驚きました。様々な視点・立場にたって考えることが大切なんだと、改めて学びました。
今回は実際に先生が行う授業だったということもあり、当たり前ですが、生徒それぞれのキャラクターを分かった上での進行もとても勉強になりました。見学させていただき、ありがとうございました!(田中)



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