北区立赤羽小学校の合同防災教育授業の見学に行ってきました
- 山﨑理沙/山本真帆
- 2014年11月29日
- 読了時間: 3分

(バケツリレーに取り組む子どもたち)

(各階ごとに防災に関する掲示物がたくさん)
11/29(土)に北区立赤羽小学校の合同防災教育授業の見学に行ってきました。
赤羽小学校は防災教育に重点的に取り組んでいます。この日は、学校の全学年が半日を通して様々な防災に関するプログラムを体験しました。私たちが見学する中で印象に残ったものを二つ挙げます。
5年生のDVD視聴の様子を見学しました。DVDは首都直下地震が起きるという設定で、主人公は危険な目に合いますが普段の防災訓練が生きて助かるというものでした。防災訓練の必要性を訴えかける内容になっていたと思います。DVD視聴中、生徒はTV画面に釘付け。真剣なまなざしでした。視聴後の感想では、「実際に被害が起きたとき自分は救助できないかもしれないけど、救助している人の手助けはできる。」「主人公は1人で家族を助けられないとき周りに声をかけていて、素早く助けを求める判断ができていた。」「いつ地震が来ても備えられるような防災の勉強を私たちもしていきたい。」ただ「怖かった」「すごいと思った」ではなくさらに飛躍した感想で、「赤羽小のみんなは頼もしい!」と感心しました。
さらに先生が「高学年のみんなは守られるのではなく地域を守る立場」「他人事ではなく自分の事」「お家の人に伝えるのだという視点が大事」ということをおっしゃっていました。
学校の先生と私たちの中にも、防災教育をする上での共通認識があるということを知りとても嬉しく思います。
6年生の道徳の授業を見学しました。今回道徳の教科書の中で取り扱っていたテーマは、震災時の避難所生活や地域での助け合いといったものでした。授業が終盤に近づく中で、話は身近な助け合いやボランティアのことに。
「今日、みんなの中から自然にイスを運ぶのを手伝ってくれる人がいて先生嬉しかったよ。これも立派なボランティアだね」。と先生がおっしゃいました。そこには「災害が起こっても起こらなくても普段から自分たちが担うことのできる役割がある」「何か大きなことをするのがボランティアや人助けではない」というメッセージが込められていました。もちろん災害時は助け合いの大切さを痛切する場面であるかもしれません。しかし「日常生活の中で身近に自分たちにできることがあると実感する経験」をたくさんすることが、結局は災害時にも役立つ視点となることを子どもたちと一緒に私自身も改めて実感しました。
その他にも子どもたちは、屋外で起震車・煙ハウス・バケツリレー等を体験していました。授業と実践の組み合わせで、より防災の自分の事化に繋がるような内容となっています。
また赤羽小学校では、あかばねの頭文字をとって、"あっとひらめき""考える""話し合い""ねばり強く"というステップで授業が進められています。こういったところにも、生徒がより深い思考をできるような工夫が見られました。国語・道徳・総合といった教科領域や日常の中で防災意識を自然と身につけられる様子が今日一日見学させていただくだけでも、見受けられました。
また、学年を重ねるごとに防災に関して自分たちが学んできたことに関連性を持つことができるようなカリキュラムであり、まさに自分たち自身が災害時に“アクター”になるための教育であると感じました。



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