6月19日、都内の幼稚園にて中学生と保護者との合同避難訓練がありました。私たちはその様子を見学させていただきました。
(ダンゴムシのポーズで机の下に隠れている様子)
当日の避難訓練について、簡単に説明させていただきます。ここの幼稚園では、定期的に防災教育を実施することで、教育プログラムの策定に臨んでいます。避難訓練の実施は3回目なのですが、今回は、幼稚園の隣りにある付属中学校との合同避難訓練を初めておこないました。
避難訓練の内容は、地震が発生後、近くを流れる川が溯上してくる恐れがあるため、高いところ(中学校4階の集合室)へ避難するというものでした。
避難時には、階段の手すりをもたせる、体育座りをしっかりさせるなど、先生が子どもたちに対して徹底していたことがいくつか見られました。また一方で、中学校へ避難するには道路を横切る必要があるのですが、実際の避難時には安全かつ迅速に道路を渡れるのだろうかと疑問も感じました。
このように、避難訓練を通じて初めてきづくことのできる細かい配慮や課題を私は目の当たりにし、シミュレーションをおこなうことの必要性を今回改めて感じました。私自身も避難場所こそ決まっていますが、本当に安全に避難できるのかどうか、実際に行ってみて確かめてみたいと思います。みなさんもぜひこの機会に避難場所に行ってみてはいかがでしょうか。